小林です。

  1. featured
  2. 36 view

img_03671

今回はフェラーリ308クアトロバルボーレのタイミングベルト交換と、

カムシャフトシールからのオイル漏れ修理を紹介します。

img_03531

タイミングベルトは355、360と同じ2本掛けで、フェラーリの中でも比較的交換しやすく

リヤ右タイヤとフェンダーライナーを外すとでき、ちょっと作業が

面倒な事はA/Cコンプレッサーや遮熱板を外すぐらいです。

img_03541

これは1~4シリンダー側のタペットカバーを外したところで、カムシャフト

シールを交換するには348と同様でカムシャフトの脱着が必要です。

img_03551

これは5~8シリンダー側で同じ作業をしますが、エンジンフードを外し

結構狭いスペースでの作業でした。

img_03591

色々外していた部品を元に戻し、オイル漏れの汚れを綺麗にして完成。

しかし、エンジンを始動するとアイドリングが安定せず、吹け上がりが悪く

なっているので追加の故障探求になります。

img_03611

最初に点検したときは異常無しと判断したkジェトロニックインジェクションですが、

指で押しているセンサープレートが重く、動きが悪くなっています。

これはフューエルデスビ内部の汚れによる詰まりが原因と思われます。

img_03661

分解、修理が必要ですが、その前に

ガソリンタンクに注入し、燃料や燃料系統の汚れを浄化する、モチュールのフューエル

システムクリーンを使いエンジンを掛けてしばらく様子を見ていると、アイドリングは徐々に

安定し、吹け上がりも良くなり効果が体感でき修理をしなくて済みそうで、

エンジンの基本調整と試運転を行い問題がないので完治です。

.

関連記事

森本です

おはようございます。今日から10月。頑張っていきましょう!!納車整備中のカレラです。ベルト付近の画像ですが手前がオルタネーターのベルトで奥がファンを回しているベルトで…

  • 7 view

クルマの華がありますよ。

スクーデリアがメンテナンスで入庫。花吹雪が舞うこのごろ、いよいよ北海道の走行シーンも本番です。今週末は花見を楽しむ方もいらっしゃるでしょう。されど、…

  • 29 view

小林です

今回は、一年点検でお預かりしたお客様のパサートで、オイル漏れによりタペットカバーのパッキンを交換したので紹介します。このエンジンのタペットカバーはインマニに隠されて…

  • 17 view

遠方より、ようこそいらっしゃい。

夏休みを利用して遠方よりトゥアレグがいらっしゃいました。当社には初のご来店です。12か月点検のメンテナンスを兼ねてH&Rのエレクトリックロアーリングシステ…

  • 44 view

最近のショールーム

アカにシロにアオにクロ、とスポーツカーが揃っております赤いポルシェ911カレラの入庫予定もあります興味ある方はご来店をお待ちしております&nb…

  • 11 view

嬉しい悲鳴

今日は朝からタイヤ交換でいっぱい入庫しています。嬉しい悲鳴ですね。当社のタイヤ交換は、ただ交換ではありません。交換時に目視できるブレーキや下からのオイル漏れな…

  • 12 view